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子育て講演

今日は、掛川市の徳育保健センターで子育て講演がありました。
先生は、浜松市在住のはやし浩司先生。
まず、子育てとは・・・というお話。これまでよく聞いてきたのは「育児は育自分」であるという話。でも今日の先生のお話では、子育てとは「わが子が親になるときのために、子育ての仕方を見せ、しみ込ませておくもの」ということでした。親子、家族、夫婦とはどんなにいいものであるかということをしみこませるのだそうです。人間が子育てをするのは、本能ではなく、こうした学習によって出来るようになるということでした。
では、自分が幸せな環境で育っていない場合はどうしたらいいの?って思いますよね。自分が置かれた環境に気づかず、無意識に、自分のされたような子育てをそのまま再現してしまう場合はよくないでしょうけれど、自分のそういう過去の事実に気づいて修正していけば大丈夫なのだそうです。
子供の忍耐力の話。
好きなことを長い時間ずっとできる、というのは忍耐とは無関係だそうで、いやなことでも出来るというのが忍耐力。
先生:家に帰って、お風呂場の排水溝の掃除をやらせてみてください。そういうことができれば、その子は全く心配ない子です
・・・早速家に帰って息子にお願いしてみました。
息子を「お風呂洗おうか」と誘って一緒にお風呂に行き、「ここの髪の毛取ってビニール袋に入れてくれる~?」とビニール袋を渡してみました。
息子:え~、なんかいやだぁ
と、あまりやってくれそうになかったので
私:割りばし使ってもいいよ
と言ってみると割りばしで取り始めました。一人にさせて、少し時間をおいて覗くと、素手で髪の毛を取ってきれいに洗ってくれていました。
一応合格ライン!?

あとは、しつけの話。最後の質問で、優しさと甘さの区別がつきにくく、どうしつけをしていったらいいのか難しいという質問に・・・
「約束を守る」「うそをつかない」。大事なのはこの二つ。これを守らせる・・・のではなく、親が自ら実践して貫く、ということでした。例えば、コンビニに行って駐車場が一杯!というときに、ちょこっと隅の空きスペースにとめて買い物に行ってしまったり・・・、歩行者用信号が赤なのに、車が来ないから渡っちゃえ~なんてやっていながら、子供に約束を守れ!というのは無理だと。親が見せる・・・ということでした。

大きく印象に残ったのは以上のお話。
勉強になりました。

講演の間、子供は1階の広いホールで遊んでくれていました。ボランティアの託児サポーターの方々が子供達を見てくれていました。
娘は、時々私を思い出してウルウルしていたようで、そんなとき、必ず、息子が寄っていって抱っこして声をかけてあげていたようです。講演が終わって子供を迎えに行くと、託児サポーターの方、二人くらいから、「本当に優しいお兄ちゃんだね~」と声をかけていただき、そのうちのお1人からは「あんまり優しいから泣けてきちゃった」とも言っていただき^^、なんだか余計に嬉しい一日になりました。

そうそう、今日の夜は、キャンドルナイトでしたね。
我が家もろうそくの火で過ごしました。
明日写真をのせようと思います^^。